子どもたちの学校や部活でもインフルエンザが増えてきましたね。
家庭でも「今年は早いみたい」と不安になってしまう方も多いと思います。
私も、家族の体調が揺らぎやすい時期はいつもより念入りに気を付けています。
そんな中、きょう大正製薬が発表した最新研究で「インフルエンザにかかりやすい人には共通の5つのタイプがある」という、えぇ!っと思った結果が発表されました。
この研究は、弘前大学・京都大学・大正製薬が協力し、青森県の大規模な健康データをAIで解析したもの。
年齢や持病だけでなく、体質や生活習慣、環境が複雑に関わっていることが分かり、私たちから見ても「なるほど…!」と思える内容でした。
▶健康ビッグデータ解析で「インフルエンザに罹りやすい人」 5タイプの特徴的な傾向を確認 医師が解説するタイプごとの予防対策
今回は、その最新データをもとに、家庭でできる予防のポイントを分かりやすくまとめました。
難しいことは抜きにして、今日から取り入れやすいことばかりです。
ご家族の健康管理のヒントとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最新研究でわかった「かかりやすい人」5タイプ
今回の研究は、弘前大学・京都大学・大正製薬による共同研究で、きょう発表されたばかりの新しいデータです。
青森県の住民を対象に行われている「岩木健康増進プロジェクト健診」という大規模な健康調査のデータを使い、AIの一つである「ベイジアンネットワーク解析」という方法でインフルエンザの発症リスクを調べたものです。
これまでインフルエンザのリスクといえば、年齢や持病などが中心に語られることが多かったですよね。
でも今回の解析では、体質・生活習慣・環境が複雑に関わり合い、「かかりやすい5つのタイプ」がはっきり見えてきたそうです。
その結果、インフルエンザにかかりやすい人には次のような5つのタイプがあることがわかったんです。
こういうタイプ分けがあると家族の体質や生活習慣を振り返りやすくて、とても参考になります。では、その5つのタイプを順番に見ていきましょう。
血糖が高めの人
血糖値が高い状態が続くと免疫力が落ちてしまうそうです。特に「グリコアルブミン」や「ペントシジン」といった値が高めの人は注意が必要とのこと。
甘い飲み物や間食が多かったり、ご飯が中心の食生活だと、このタイプに当てはまりやすいと言われています。
肺炎の既往がある人
過去に肺炎になった経験があると、呼吸器に負担が残っている場合があり、インフルエンザにかかったときに重症化しやすいそうです。
ぜんそくや呼吸器が弱い家族がいると、冬は特に心配になりますよね。
多忙・睡眠不足の人
今回の研究でも「睡眠不足」が強いリスクとして挙がっていました。家事と仕事、子どもの予定に追われる毎日だと、どうしても睡眠が後回しになりがちです。
でも、免疫力のためには睡眠が本当に大切だとあらためて感じます。
栄養不良・野菜不足の人
免疫を支えるのは、やっぱり毎日の食事。野菜不足やたんぱく質不足は、体がウイルスに立ち向かう力を弱めてしまいます。
つい手軽な食事に頼りたくなる日もありますが、なるべくバランスを意識したいところです。
アレルギー体質・呼吸器が弱い人
アレルギーや慢性的な鼻づまりがあると、鼻やのどの粘膜が弱くなり、ウイルスが入りやすくなるそうです。
花粉症やハウスダストに敏感な人は、普段から対策をしておくことでリスクを減らせます。
5タイプ別、家庭で出来る予防策
5つのタイプを踏まえたうえで、家庭でできる予防策をご紹介します。
どれも今日から始められることばかりなので、気になるものがあれば取り入れてみてくださいね。
血糖が高めの人
- 甘い飲み物やお菓子を減らす
- 野菜を最初に食べる「食べ順」を意識する
- 白米だけでなく雑穀米・玄米などを取り入れてみる
- 散歩などの軽い運動を習慣に
肺炎の既往がある人
- 室内の乾燥を避け、加湿器で湿度を保つ
- 空気清浄機でハウスダストやウイルス対策
- 風邪気味のときは無理をせず、早めの休息を
- 不安な症状があるときは早めに医療機関へ
多忙・睡眠不足の人
- 寝る前1時間はスマホを見ないようにする
- カフェインを夕方以降は控える
- お風呂にゆっくり浸かって体を温める
- 短時間でも仮眠を取れるときは積極的に休む
栄養不良・野菜不足の人
- 毎食、野菜か果物をひとつ加える
- 魚・卵・豆類などのたんぱく質を意識して選ぶ
- ビタミンA・C・E、亜鉛など免疫を支える栄養素を意識
- スープや具だくさん味噌汁で手軽に野菜をプラス
アレルギー体質・呼吸器が弱い人
- こまめに掃除し、ホコリやアレルゲンを減らす
- 青魚、納豆、緑茶などの抗炎症食材を取り入れる
- 加湿器やのど飴で粘膜を守る
- 寝室の寝具を清潔に保ち、鼻やのどの負担を軽くする
体調に異変を感じたときの初期対応
もし家族の誰かが「あれ、ちょっとおかしいかも…」と感じたら、早めの対応が大切です。
特に今年は流行が早いので、日頃から準備しておくと安心です。
- こまめに水分を取る
- 体を温め、ゆっくり休む
- 解熱剤や常備薬のストックを確認しておく
- 症状が重い場合や持病がある場合は医療機関へ相談
まとめ|タイプに合った予防で、元気に冬を乗りきろう
今回ご紹介した「インフルエンザにかかりやすい5タイプ」は、きょう発表された最新研究によるものです。
自分や家族がどのタイプに当てはまりやすいのか知るだけでも、予防への意識がぐっと変わります。
- 血糖が高めだと免疫が落ちやすい
→甘い飲み物やお菓子を減らす - 肺炎の既往は呼吸器の負担につながる
→室内の乾燥を避け、加湿器で湿度を保つ - 睡眠不足は免疫力を大きく低下させる
→寝る前1時間はスマホを見ないようにする - 栄養バランスは免疫の土台
→毎食、野菜か果物をひとつ加える - アレルギー体質・呼吸器の弱さもリスクに
→こまめに掃除し、ホコリやアレルゲンを減らす
インフルエンザは誰でもかかる可能性がありますが、体質や生活習慣によって「かかりやすさ」に差があるとわかったのは、とても参考になりますよね。
難しいことを完璧にする必要はありません。できることを少しずつ取り入れるだけで、家族の健康を守る力になります。
これからの季節、どうか無理をせず、みなさんが元気に過ごせますように。この記事が、みなさんの冬の健康管理のヒントになればうれしいです。



