
ねぇねぇ、スマホくん。
最近、二重マスクって流行ってるみたいだね。
河野大臣も二重マスクで記者会見してるしね。
でも、実際効果ってあるのかな?
内と外にどっちを付けた方がいいとか・・・
どうすればいいの?
おっ、良いタイミングで聞いてくれたね。
昨日テレビのワイドショーで、そのネタやってたよ。
じゃあ、それ教えてあげるね。
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なぜ二重マスクをするの?
不織布マスクと綿マスクやウレタンマスクを、重ねてつけることを「二重マスク」といいます。
つまり、イラストにするとこんな感じ。
ハリウッドセレブや芸能人や政治家が、不織布マスクと綿マスクやウレタンマスクを二重に付けるのが流行っているそうです。
テレビのワイドショーでは、街の中を歩く二重マスクの人に声を掛けて、二重マスクにしている理由をインタビューしていました。
その街頭インタビューではこのような答えでした。
- 「不織布マスク警察」に会わないように、外側に不織布マスクをつけている。
- なるべくウイルスが入らないようにと思って重ねた。
- 見た目のおしゃれをしたい。
- 肌に直接不織布マスクが触ると肌荒れするから、内側にコットン素材のマスクをしている。
このように、いろいろな理由があります。
マスクを重ねてつけてもいいの?
テレビに出ていたお医者さんは、「『重ねマスク』はそれなりに通過するウイルス量を減らす効果はあるだろう。」と言っていました。
さらに付け加えて、
とのことです。
理化学研究所がスーパーコンピュータ富岳を使って、素材によってマスクを通り抜けて飛散する飛沫の量のシミュレーションを行いました。
フィルター部分で吸う息が通りにくくなると、スキマの部分の吸い込む圧力が高くなって、そこから浮遊しているウイルスを吸い込んでしまうようです。
掃除機の吸い込み口を小さくすると吸う勢いが強くなるのと同じですね。
ウイルスが心配で二重にマスクをすると思っているのなら、むしろ、顔とマスクのスキマをなるべく無いように正しくつけることが大事だということです。
そして、「二重にすることが原因で不快になって、すぐ外したくなったりするのは、サステナブル(持続可能)なやり方でないし、それでは効果が無い」とも言いました。
たしかに、重ねることでマスクを正しく装着出来なかったりすると、本末転倒ですよね。
何のために「二重マスク」にしていますか?
何のために「二重マスク」にするかによって、マスクをつける順番が2種類あるそうです。
大きく次の2つの目的に分かれます。
なお、どちらの方法でも共通して注意することがあります。
これを守らないとマスクの効果が無くなります。
「肌荒れ予防のため」は、綿マスクをつけてから不織布マスクをつける
- お肌のトラブルが起きない
- メガネが曇らない
- 「不織布マスクをしろ」と言われない
不織布マスクが直接肌に触れると、こすれて肌トラブルが起こりがちですよね。アレルギーの人だっています。
それを予防するために、内側にコットン素材の立体マスクを装着して、その上からウイルスブロック効果が高い不織布マスクをつけます。
コットンの立体マスクがフィットすることで、メガネが曇らないという効果もあります。
また、不織布マスク以外は飛沫が50%ぐらい出るというので、まわりの人がウレタンマスクやコットンマスクをしていると、「まわりに迷惑だ!」と注意してくる『不織布マスク警察』がいます。
この不織布警察・マスク警察・マスク自警団は、世の中のために自分が良いことを言った正義の人と思っているところが厄介なところですね。
注意するだけでなく、程度を越してエキサイトする人がよくテレビで問題になりますよね。
こんな迷惑な人に遭わないよう、見た目で防御する効果もあります。
「ウイルスブロックのため」は、不織布マスクをつけてから綿マスクをつける
- ウイルスブロック効果が高い
- 見た目のオシャレができる
二重マスクのウイルスブロック効果についての、アメリカ疾病対策センター(CDC)の研究所で行われた博士の実験結果が、報道されていますよね。
原文のGoogle翻訳を見てみました。引用文は適宜改行して見やすくしています。
布や医療処置マスクの効果は、マスクのエッジの周りの空気の漏れを防ぐために顔の輪郭にうまくフィットすることを保証することによって改善することができます。
2021年1月、CDCは、柔軟なエラストマーソースとレシーバーのヘッドフォームを使用して実験シミュレーションを実施し、医療処置マスクの2つの変更、
1)医療処置マスクの上に布製マスクを着用する(ダブルマスキング)、
2)耳のループを結ぶ程度を評価しました。それらがマスクの端に取り付けられ、次に顔の近くに余分な材料を押し込んで平らにする医療処置マスク(結び目および押し込みマスク)の、これらのマスクの適合性を改善し、SARS-CoV-2の送信に最も重要と考えられるサイズのシミュレートされた呼吸器飛沫粒子のエアロゾルへの受信者の曝露を減らすことができます。
ソースとレシーバーに修正された医療処置マスクが取り付けられた場合、レシーバーの露出は最大に減少しました(> 95%)。
最初の実験の結果は、
結び目のない医療処置マスクだけで、シミュレートされた咳からの粒子の42.0%をブロックし(標準偏差[SD] = 6.70)、
布製マスクだけで44.3%をブロックした(SD = 14.0)ことを示しました。医療処置マスク(ダブルマスク)を覆う布製マスクの組み合わせは、咳の粒子の92.5%をブロックしました(SD = 1.9)。
2番目の実験では、
ソースヘッドフォームの医療処置マスクの上に布製マスクを追加するか、医療処置マスクを結び、押し込むと、マスクされていないレシーバーの累積露出がそれぞれ82.2%(SD = 0.16)および62.9%(SD = 0.08)減少しました。((図2)。
ソースがマスクされておらず、レシーバーにダブルマスクまたは結び目が付いた医療処置マスクが取り付けられている場合、レシーバーの累積曝露はそれぞれ83.0%(SD = 0.15)および64.5%(SD = 0.03)減少しました。
ソースとレシーバーの両方にダブルマスクまたは結び目とタックのマスクを取り付けた場合、レシーバーの累積露出はそれぞれ96.4%(SD = 0.02)と95.9%(SD = 0.02)減少しました。
布製マスクは顔にフィットすると書いているので、日本で売っているガーゼマスクと違って、立体マスクの事を言ってるようです。
簡単に言うと、外科手術用マスクの上に立体布製マスクをつけるか、マスクのヒモを結ぶことで、顔にフィットしてウイルスブロック効果が高くなるよってこと。
つまり「重ねたらフィルターが厚くなったからよかったよね」というより、「違う素材の特性のいいとこ取りをしたら効果があったね」ということです。
だから、いくら二重マスクにしてもスキマがあれば意味ないですよ。
資料pdf(Maximizing Fit for Cloth and Medical Procedure Masks to Improve Performance and Reduce SARS-CoV-2 Transmission and Exposure, 2021)に次の写真がついています。
この資料の写真で見ると、マスク1枚だけの「写真A」は横にスキマが出来やすいですが、上から立体マスクを重ねると「写真B」のようにスキマが無くなります。
また「写真C」のように、ヒモを結んで不織布マスクを立体的な形にしたら二重までには及びませんが効果が高かった。という結果。
それがこのグラフ。
上から写真A、写真B、写真Cの結果です。
飛沫を飛ばす人と吸い込む人に、それぞれマスク有り無しの条件で、4つの場合のウイルス暴露量のグラフになってます。
よく見ると、飛沫を出す人と吸う人の両方が「写真C」のように不織布の一重マスクだったら、二重マスクと数値は変わりませんね。
ところが、マスコミの記事では、そのあたりの条件をザックリ飛ばして、マスクを重ねると92.5%効果アップって書いています。
CDCは1月、マスクの枚数や着用の仕方によって、せきをした場合に空気中の粒子の動きがどう変化するか実験した。その結果、遮断できる粒子の割合は外科手術用マスク1枚で42%、布製マスク1枚で44.3%だったのに対し、外科手術用マスクの外側に布製マスクを重ねれば92.5%に上昇した。
まとめ
一重でも二重でも、マスクは顔にフィットさせて鼻・口・あごを隠すように装着すること。
それに気を付けて二重マスクにしたら、お肌トラブル防止やウイルスブロック効果やオシャレ度がアップすることが分かりました。
